渋滞情報はどこで見る?「予測」「現在の渋滞」「通行規制」を分けて確認する

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渋滞予測と直前の交通情報は、同じ「渋滞」でも答える問いが違います。JARTICと国土交通省の公式情報を読み分けます。

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渋滞情報を確認するとき、「その日に混みそうか」「いま詰まっているか」「通行規制や道路気象で条件が変わっていないか」は別の問いです。予測・現況・規制情報を同じものとして読むと、判断を誤りやすくなります。

予定日の判断は、渋滞予測の対象範囲を先に読む

JARTICの渋滞予測は、道路の種類によって情報の集め方と掲載条件が異なります。

高速道路等は、高速道路と一部の有料道路が対象です。NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本から提供された予測を取りまとめ、主に5km以上の渋滞が予測される路線や地点を掲載しています。高速道路等の渋滞予測

一般道路等は、一般道路と一部の有料道路が対象です。都道府県警察や道路管理者から提供された予測を取りまとめ、掲載基準として「ピーク時の渋滞長が5km以上」または「通常時とピーク時の所要時間差が30分以上」と案内されています。一般道路等の渋滞予測

どちらの予測も、事故や工事などによる突発的な渋滞は通常含まれません。つまり、予測欄に該当がないことは、「渋滞が起きない」という意味ではありません。掲載基準に届かない混雑や、予測後に発生した出来事は、予測とは別に確認する必要があります。

出発直前は、現在の渋滞と通行条件を分けて見る

直前の状況を確認するなら、JARTICの「道路交通情報Now!!」で高速道路・都市高速道路・一般道路を対象に、地図・文字・画像の情報を確認できます。情報は24時間提供、原則5分更新と案内されています。インターネットサービス「道路交通情報Now!!」 道路交通情報Now!!の表示例

ただし、JARTICは情報の収集から表示までに、おおむね5~10分のタイムラグがあると説明しています。表示された内容を秒単位の現地状況と考えるのではなく、画面の更新時刻とあわせて読むのが適切です。JARTICの案内

さらに、渋滞の有無だけでは通行条件を判断できません。国土交通省の「道路情報提供システム」では、通行止め、工事規制、大型車通行止め、冬期通行止め、車線規制、片側交互通行、チェーン規制などを確認できます。道路気象では、時間雨量、連続雨量、積雪深、風向・風速、気温、路温などが案内されています。道路情報提供システム

この情報は概ね5~10分間隔で更新されますが、表示中の画面は自動更新されません。最新の状態を確認するには、画面を手動で再読み込みする必要があります。

「予測にない=渋滞しない」と読まない

渋滞情報の見方で大切なのは、表示の有無よりも、その情報がどの質問に答えているかです。予定日が先なら、まず予測の対象道路と掲載基準を確認します。出発前は、JARTICで現在の交通状況を見たうえで、国土交通省の通行規制・道路気象を別に確認します。

予測は一定の条件に該当する混雑を扱い、現況情報には表示までの時間差があります。だからこそ、「予測に載っていないから大丈夫」「渋滞が短いから通れる」と一つの情報だけで結論を出さず、予測・現況・通行条件を役割ごとに読み分けることが、渋滞情報を実際の判断に使うポイントになります。

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